2024年2月24日土曜日

2024.02.24(土) 梅の花、アカガエルの卵塊、遊び

子ども探偵団 2月24日

 よく晴れて暖かい日。子ども17人、大人10人とスタッフ5人が集まりました。

 駐車場のそばで、ハチの巣(あとでコガタスズメバチの巣の、未完成のものとわかりました)を発見してくれた子がいました。オオカマキリの卵のうもいくつも見つかりました。

 里山に向かうと、道の縁のホトケノザなど花が咲きだしています。つるぐみ農園によりました。Sさん親子が畑仕事中で。畑の中にはいろいろな作物が育っています。これなんだ?ときくと、白菜をキャベツと答える子など。花が咲きだしている白菜もありますが、野菜の白菜と畑での姿が結びつかなかったようです。

 池のへりから大池堤防へ向かい。池の下の果樹園では白梅の花盛りなので、かおりをかぎました。見ると、花を渡り歩く小鳥がいます。黄色と緑のメジロです。よほど花の蜜がおいしいのか、私たちがすぐ近くにいるのに、逃げようともしませんでした。

梅の花見

 田んぼのへりの水の中を覗くと、アカガエルの卵塊がいくつも見えました。かなり大きくなった塊もあります。アカガエルのお母さん、どのくらいの大きさだと思う?と聞くと、中には、腕をかなり広げて見せてくれた子もいました。そんなに大きなカエルがいるのかな?卵は、生みだされてから、大きくなったのです。

アカガエルの卵の観察

 遊びの広場では、ブランコ、ロープすべり、げんこ、スラックライン、ハンモック、木登りなど、次々と遊びました。緑色の草も生え始めた広場に、子どもたちの声が響き、春らしい探偵団になりました。

スラックラインで遊ぶ

By Abさん



2024年1月27日土曜日

2024.01.27 子ども探偵団の様子

 13家族子ども18人大人13人、スタッフ6人の参加。 

 まず、車道をわたったところの、日だまりへ。ここで虫を探してもらったら、子どもたちは、緑色のクビキリギス、茶色のツチイナゴ、赤いナナホシテントウムシ、ゴキブリの仲間といった越冬する虫たちと、たくさんのクモたちをみつけました。

 六兵衛坂には、藤の鞘のはじけたものと、丸い小さなフロスビー形の種があちこちにおちていました。鞘にいくつの種が入るか、これ、3つ、5つ、など確認しながら進みました。

 果樹園で、モズのハヤニエのイナゴ、ハンノキの上の方が小さな花がさいて赤紫になっているのをみたりしながら遊びの広場へ

  竹の長さをそろえて、子どもたちにのこぎりできってもらい、本格的な小屋づくりになりました。切りそろえた4本の竹を2本ずつ組んで、設置場所に打ち込んだ杭に結びつけて固定し、横木も渡して骨組みが完成。それから屋根ふきです。刈り取られた篠竹を子どもたちがかかえて運び、背の高いヨシの束もひもで縛って並べてたてかけ、内側から、骨組みに結びつけていきます。


 一方、子どもたちは、熊手でおちばかきをし、ブルーシートの上にたくさんあつめると、カキの木の上までひっぱっていって、斜面に落としました。みながよく働いて、1時間ちょっとで、飛び込める深さの落ち葉のプールが完成です。上から飛び降りたり、落ち葉をかけあったり、遊びまわりました。

 小屋の方は、まだ屋根に隙間はあるけれど、竹をしきつめた床もあります。「これなあに?」と聞く子がいて、見ると、ガマの穂綿がまとまっておちていました。そのふわふわの中に点々と小さな種がみえ、たくさんのクモたちも動き回っていました。蒲団(ふとん)って、ガマの穂の団子ってこと?

 お昼に解散したあとも、お弁当を小屋の中で食べる子たち、落ち葉のプールに入ってふざけまわる子たちなど、遊びはまだ続いていました。

By Ab 


2023年8月28日月曜日

2023.8.26 子ども探偵団

子ども探偵団8月26日

猛暑続きの夏休み最後の土曜。

4家族、子ども6人大人6人が集まりました。

集合場所で葛の蔓の長さを確かめて綱引きしたり、スモモの木の葉っぱの裏にびっしりといて、糸をはきながら、鎖のように垂れ下がってくるモンクロシャチホコ蛾の幼虫を観察してから里山へ。

バッタ、コオロギ、シュレーゲルアオガエル、トンボ、イトトンボ、大声で鳴くセミたちにであいました。



池の水はだいぶ干上がっていて、ウシガエルのオタマジャクシがうようよしていました。

木陰の細い水路で網で生き物捜しをし、アメリカザリガニの子、ヤゴ、ゲンゴロウの仲間などを捕まえて観察しました。

マムシもほぼ同じ場所で、2匹、網で捕まえました。

とっても暑い日でしたが、木陰を探しながら歩き、たくさんの生き物とであうことができました。


写真・文:Abe 

2023年8月7日月曜日

2023.7.22 里山子ども探偵団

子ども探偵団7月22日

夏休み始まったばかりで猛暑。

でも、11家族、子ども18人、大人14人が集まりました。スタッフは6人。

日かげ中心のコースを選びました。

まず、草刈りして通れるようになった梅林。

バッタ、カマキリ、トンボなど虫たちがいて、子どもたちはなかなか前にすすめません。

阿弥陀様のそばを通って宍塚大池へ。堤防の上にはとどまらず、ゲンベエ山へ。

人がふみしめた山道に穴が点々とあいているのが見えます。

それは、もうにぎやかにないているセミたちが羽化のために出てきた穴。

抜け殻もあちこちで見つかりました。ゲンベエ山のさきでは鼻を活躍させました。

夏にふさわしい香りの葉っぱの木はヤマコウバシ(山香ばし)。青い実をつけています。

濃厚な香りをふりまいている大きな白い花はヤマユリです。里山で出会える最大サイズの花。

さわやか隊の人たちが、印をつけたり支柱を立てたりして刈り取らないように保護してきた結果、この花がみられるのです。

暑いので水分補給の休憩もいれて、花火工場跡のわきの道をすすみました。

ふれあい農園近くの広場にでると、無数の生き物たちが迎えてくれました。

バッタの子、カマキリ、カエルの子。チョウ、トンボ。サラサヤンマという名前も姿もすてきなトンボなどなど。

枯れた枝が集まっているところに、スズメバチが1匹発見されました。

子どもたちがよく遊ぶ場所なので、スタッフがその1匹をとりました。

お尻の先が黒いので、ヒメスズメバチという種類だそうです。

ヒメといっても、オオスズメバチに次ぐ大きさですが攻撃性はあまりないそうです。

残った巣をみると、中央に真っ白いカバーにつつまれたさなぎの部屋があり、その周りにらせん状に太っちょ幼虫たちが部屋から顔を出して動いています。

ごはん頂戴!とおかあさんの女王蜂にねだっているのでしょう。

巣の外側に行くほど幼虫のサイズがだんだん小さくなり、一番外側の部屋には壁に卵が産みつけられていました。

女王蜂が、1匹で、部屋をつくりながら卵をうみ、巣を広げては 育て、また、新しい部屋に卵を生み、と、がんばってきたようすが良く見られました。

人と出会いやすい所に巣を作ってしまったために、蜂には気の毒な結果となりましたが、今回の参加者には、蜂の生き方を教えてもらえる貴重な機会となりました。


文・写真:Abe









         


2023年6月25日日曜日

2023.6.24 里山子ども探偵団

2023年6月24日(土)

梅雨の合間の暑い日でしたが、里山子ども探偵団に、21家族子ども34人大人29人が集まりました。

朽木の下のアリの巣をみたり、ナナフシに出会ったり、真竹のタケノコ倒しに挑戦したりしながら宍塚大池に到着しました。




オオヨシキリがにぎやかに鳴いています。ふれあい農園付近では、バッタ、カマキリ、カエルの子、チョウやトンボなど。

たくさんの生き物に出会い、みな元気に活動しました。

文・写真:Abe

2023年6月7日水曜日

2023.5.27 子ども探偵団

子ども探偵団5月27日

参加者 23家族 子ども35人、大人28人、スタッフ5人。

虫捜しをしながらゆっくりと歩きました。

土壌生物が専門のスタッフが朽ち始めた丸太をどけると、急に天井が開いてしまったアリの家のメンバーが、幼虫、さなぎなどを保護しようと右往左往、竹林のへりの朽木の下から今度はコクワガタが出現し、そのたびに子どもたちは大興奮。

ひょうたん型の蓑?から顔を出すヒロズコガの仲間、細くてまだ小さいナナフシの子など、子どもたちが、おもしろいものをみつけてくれました。

池の下の果樹園では桑の実がちょうど食べごろ。

最後に大きなカメノコテントウや、カエルたちにであったところで探偵団終了時間となりました。


文・写真:Abe

 

2023年4月24日月曜日

2023.4.22 子ども探偵団

4月22日(土) 参加者は子ども20人、大人14人、スタッフは4人です。

新緑の中、ゆっくり歩いて、たくさんの生き物に出会えた探偵団でした。 





文・写真:Abe